社交術

内向型男子に友達はいらない

こころの中心でそれは「友達」じゃないと叫ぶ

いまから25年前、家電量販店でアルバイトをしていた頃、同僚からこんな話を聞かされた。

携帯電話をDocomoに変えないと、もう連絡してやんないぞと友達にいわれたから、Docomoに変えたんだ。

あの頃は、Docomo同士でないと「ショートメール」(いまのSMSの前身みたいなサービス)というサービスが使えないという事情もあったような気がするが、それにしてもひどい話である。

ぼくはその話を聞いたとき、「そもそも、その人『友達』じゃないと思うよ」と心のなかでつぶやいた。

友達枠のバーゲンセールは嫌いだ

ぼくは、「友達」という言葉を軽々しく使う人がどうにも苦手で、そういう人とは無意識のうちに距離をとってしまう。

「友達」が安い人の友達にはなりたくないからだ。

ぼくの経験上、いちばん気をつけなくてはならないのは、飲み会にドンドンご新規さんを集めてくる「顔の広そうな」人だ。

彼らは一見、とても社交性が高いように見える。

だが、なんのことはない。

単にお友達関係をしっかりキープする能力が低いから、新規開拓偏重のハゲタカ営業を年中くり返しているだけなのである。

この手の人のために、時間とお金を費やしてはいけない。

そして、きっちりセーブしたお金と時間を、自分自身の向上のために全ツッコミするのだ。

内向型男子はボッチを極めて大事を成す

オススメは汎用性の高い、肉体研鑽と英語、それに読書だ。

もちろん、これらの自己研鑽については、むやみに口にするべきではない。

あなたの価値を上げるということは、相対的に周囲の人々の価値を下げてしまうことになるからだ。

あなたのストイックな努力は、周囲の人々から少なからず煙たがられるようになるだろう。

周囲からつきあいが悪いと陰口をたたかれることもあるだろう。

しかし心配には及ばない。

あなたが向上を続けていれば、あなたはいつまでも同じ場所にいないだろうし、当然、あなたの周りにいる人は入れ替わる。

大切なのは、来るべき日のために、「友達枠」の空席を多く残しておくことだ。

大抵の物事は、それを始めることよりも、終わらせることの方が大変なのである。とくに相手があってこそ成り立つものに関しては。

だから軽々しく友達なんかを作ろうと思うべきではないのだが、あたなが内向型で、しかも男性ならば、きっとボッチ耐性は抜群だろうから、心配には及ぶまい。

自ら望んでなるボッチは自分だけが知っている栄誉だ。胸を張っていい。

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