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TOEIC 730点への道 〜プロローグ〜
タイトルに「TOEIC 730点への道 〜英語が苦手な40代会社員が、TOEICで730点をとるまでの軌跡〜」と書いてあるわりには、上図の通り、2年半で690点だから、実はまだ730点に届いてないという出オチでこの話は始まる。
しかしこれは一種の先物取引のような話で、今年(2019年)の9月の試験できっちり730点を超える予定だから、何も問題ないだろう。
さて、本題はここからだ。
ぜんぜん英語ができない40代の会社員とはいえ、TOEICで730点をとるまでに3年3ヶ月を要するというのは、少々時間がかかりすぎているように感じられるかもしれない。
しかし答えは、NOだ。
3年3ヶ月はぜんぜん遅くない。
なぜなら、ぜんぜん英語ができない40代の会社員のほとんどは、生涯730点を超えることはないからである。
だから実のところ、「継続」しているだけで勝利なのだ。
ぼくがTOEICで690点を取るまでにしたこと
【2016年】学生時代から英語が大の苦手で、その後も英語と縁のない生活を送っていたが、40代にして初めて正社員として入社した会社がなんと外資系。そこでTOEICの勉強を始めるも、最初の年はほとんど勉強せず300点代にとどまる。
この頃の英語力って、bookは動詞だと「予約」って意味で、shipは動詞だと「発送」って意味なのか、ふむふむなるほどね〜というレベル。
【2017年】中学英文法の復習とDUOを少しやったところ、400点〜560点の間を乱高下。英語ができる、という感覚は全然なし。
この期間に取り組んだ教材はこれ。
なにぶん、大学受験から20年以上経っているので、基本的なことも忘れちゃってるから、まずはこの「TOEICテスト中学英文法で600点!」でざっくり復習。
しっかりやればタイトル通り600点を目指せるのかもしれないけど、大学受験の勉強をしたことがある人であれば、ざっくり目を通すだけでもすぐに400点は超えられる。
こちらはTOEICに限らず、英語学習者全般から高い評価を得ている「Duo 3.0」。効果が高いのは明らかなようだが、この手のひたすら覚える系は、ある程度、脳が勉強なれしていないとそもそも続かないので、あまり初学者向けではないと思う。
いま改めて開いてみたところ、最初の五分の一ぐらいは手をつけた形跡があった。それしかやってなくても、先述の「TOEICテスト中学英文法で600点!」との組み合わせで、TOEIC 500点前後ぐらいなら手が届くということだ。
大学受験で英語をやったことある人なら、たいして勉強しなくても400点代は取れるようになるよ。現在完了とか仮定法とか、基本的な文法事項をある程度思い出すだけでOK。このレベルに持ってくるだけで、500点以上とれることもあるけど、結局600点未満は英語の基礎ができてないという点で同じなので、まずは600点代を目指そう。
【2018年】TOEIC950点超の先生から、半年間で730点到達を目標にTOEIC英語を教わる。しかし、最初に730点を目指した9月の試験では、635点に終わり、12月の試験も 690点にとどまる。目標の730点はもう目前だが、ちょっと努力が足りてなかった。
この期間に取り組んだ教材はこれ。多くの経験者が語るように、TOEIC対策はTOEICの模試をひたすら繰り返すのが効果的。
ただ、だからといってTOEIC 400点前後の人が、いきなりこれだけで勉強するのはきつい。難易度が高すぎるのだ。500点前後のスコアを取れるようなると、この模試をひたすら繰り返すという勉強法は大きな効果を発揮するが、それでも最初はかなりきつく感じる。
英文をパッと見たあと、すぐにその文のキーとなる主語と動詞を押さえて、文全体の骨組みをざっくりとらえることができるようになると、600点代に届くイメージ。でも、それが楽勝レベルにならないと700点代はむずかしいというのが、ぼくの実感。繰り返しの練習がまだ足りてないから690点どまりなんだね。
【2019年】いったんTOEICの勉強をやめ、今まで身につけてきた英語力で英語版のブリタニカ百科事典を読むようになり、本ブログ「知ったかブリタニカ」を立ち上げる。
実は英語版のブリタニカ百科事典を引用して記事を書いているこの「知ったかブリタニカ」というブログサイトの主筆(ぼくのことです)は、TOEIC690点の英語力しかなかったのだ……
しかし、そもそもこのサイトは英語ができる人が、できない人に対して解説するという趣旨のサイトではなく、少し前まで英語もWEBコンテンツ作成もなんもできんかった四十路男性の起死回生譚という、「プロジェクトX」的な建てつけで作っているので、サイトを立ち上げたときのTOEICスコアが 690点だったというのは、まったく問題ないのだ。
ただ、サイト立ち上げから半年。そろそろ、次のステップに進むときがやってきた!
Part5,Part6を征してTOEIC 730点を再度目指すために選んだ教材はこれだ
まずは文法を攻略することにより、Part5,Part6を短時間かつハイスコアで抜けて、Part7に取り組むための時間をしっかり確保しようという作戦だ。
その効果は昨年(2018年)12月に690点とった時に実証済みで、この問題集はそのときすでに一巡している。Part5,Part6はいちばん対策がとりやすい上に、ここを正確に短時間で抜けることができれば、残り時間の量がモノを言うPart7でも有利に戦える。
前回も一巡はしているが、今度はこの問題集を2019年9月29日の試験日までに完璧にして、Part5とpart6は何も心配することがない状態で臨みたい。
不足が懸念されるボキャブラリーは定番の「金フレ」で補う。「TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問」に出てきた知らない単語はこれで調べて、もしこの単語帳に乗っていたら、それは重要ワードなので必ず覚える。
2019年8月14日現在 183/1049問 17.4%
第243回TOEIC L&R まで残り45日(2019年8月15日現在)…
【2019/8/29更新】
2019年8月29日現在 411/1049問 39.2%
第243回TOEIC L&R まで残り31日(2019年8月29日現在)…
【2019/9/15更新】
2019年9月15日現在 1049/1049問 100%
第243回TOEIC L&R まで残り14日(2019年9月15日現在)…
2週間で終わらすつもりが、1ヶ月かかったよ。次のTOEICまで残り2週間か……追い込み追い込み!
【2019/11/11更新】
【2019/12/19追記】
【第246回TOEIC(2019年12月15日)を受けてきました! 再挑戦!】
ついにTOEIC 730点の壁を超えた!
【2020/1/7追記】
【第246回TOEIC(2019年12月15日)の結果が出ました! やったぜ795点!】
あと5点取れてれば一気に800点代だったのか。次の目標は860点!? まさかのAクラス入り!?